転職のお話し

ここではわたしの体験談をもとに転職のお話しをしていきます。

目次

わたしの転職歴

気ままちゃん

転職歴について、教えてほしいママン!

新卒で入社した会社(小さな工場)を半年で辞めました。その後、半年アルバイトをしながら貯めたお金で、Excel・Wordの勉強をしていました。資格を取得した後、アルバイトを辞めて障がい者雇用枠で転職活動を開始。心優しいエージェントさんたちのおかげで事務職へのキャリアチェンジに成功していきます。
なぜ、事務職を選んだのかというと、高校時代にワープロ検定を取得していたためパソコンでキーボードを打つのが好きで苦ではなかったからです。あとは、自分が働いた収入で一人暮らしできるよう自立したい気持ちが強く優先順位が高かったからでした。当時は仕事=やりたいことをやる認識ではなく、自分が自立してできることはなんだろう?っていう感じで、そもそもやりたいことをやろうという発想にもなりませんでした。
以降、体育会系・外資系・日系といったように、2~3年でジョブホッパー並みに転職をしています。

ゆきー

初めての転職活動では、エージェントさんが優しくて、
その応援がとても心強かったなぁ。

嫌なことを手放そう

気ままちゃん

嫌なことってどんなことだママン?

転々と仕事をしていくと、妥協点や譲れない部分が明確になっていき、自分が嫌だなと思うことが段々と分かるようになっていきました。嫌なことが当たり前すぎると、嫌なことを我慢してやるのが普通のことだと思ってしまいがちですよね。ちなみに、わたしの嫌なことは次のようなものでした。

【嫌なこと】
・会議が無駄に多い
・チャットのやり取りが活発すぎる
・満員電車
・朝早い
・残業が多い
・目標設定
・一日の仕事量・タスクがとにかく多い
・人から指示を受ける頻度が突発的に発生する頻度が高い
・威圧的・攻撃的な人がいること
・障害の理解が得られないこと

仕事で何をしたいか以上に、自分の嫌なことをきちんと把握して手放すことがとても大事です。
なぜなら、嫌なことで埋め尽くす毎日を過ごしていたら、自分の気持ちを置き去りにして本音が分からなくなるからです。なかには心が麻痺してしまって正常な判断が出来なくなって、人に同じようなことを押し付けてしまったりする人もいます。嫌だと思う第一声は、他人ではなく自分にしか受け取ることができません。自分の声を受け取って、表に出すことは自分を救い出す行為になります。そして、嫌だと思うことを分かっていることは実はすごいことだし、自分はこうなんだ。というだけで何も恥じることはないのです。

ゆきー

嫌なことを我慢しすぎると、本音が分からなくなってしまう。
その前に気付いてあげられるといいよね。

譲れない条件・優先順位を明確にする

気ままちゃん

どういうことだママン?

自分が本当は何を大切にしたいのか?自分を見つめることで嫌なことと同じぐらい、譲れない条件・妥協点を明確にしていくことがとても大事だと思っています。わたしが2022年に転職活動した時の条件は次のような感じでした。

・ワークライフバランスが取れること
・都内である必要はない
・日系より外資系がいい
・雇用形態は契約社員
・自分の裁量で仕事を進められる
・年収下がるOK(妥協点)
・月給少し下がる、ぎりOK(妥協点)
・事務職分野の視野を広げて転職活動する(妥協点)



優先順位を3つあらかじめ決めておくと、何が良いのかというと、いろんな企業さんから内定をいただいた時に、特に給与面など条件に目がくらんで冷静に判断できなくなることを避けるためです。給与面が第一優先であれば、構いませんが、そうでない場合は要注意です。そして転職活動をしていくうえで、優先順位が変わっていくことも大いにあります。ちなみにわたしの場合は、経理職にこだわっていた時があり、内定をいくつかいただいたのですが、「なんかわたし、経理がしたいわけじゃないのかも。わたしが大事にしたいのはそこじゃない気がする。。」と感じて、辞退をしました。当時は根底に専門的なスキルを身に付けなくちゃ。と不安があったのかもしれません。それからはもう経理にこだわることを一切やめましたね。

自分が働いて人生を生きて行くうえで、何を一番大事にしたいのか?その視点を忘れないでくださいね。

結果的にほとんど叶った転職ができたので、実際に自分で整理して書く。って結構大事だと思います。

ゆきー

精神・身体ともに健康的に過ごしたい価値観から、
ワークライフバランスを一番に取りたかったんだ。

エージェントさんとの出会い

気ままちゃん

詳しく聞かせてほしいママン!

内定をいただいた企業さんだけでなくエージェントさんとのご縁って、転職活動においてめっちゃ大事だよね。と思うぐらい巡り合わせ・タイミングの運というのは正直あると思います。なぜかというと、どんなに仕事を紹介していただいても、紹介する人がどんな人なのか、どこまで話しを親身に聴いて、理解してくれているのかで、自分の転職活動にかなり影響が出ると思っているからです。上から目線に感じさせてしまったらごめんなさいですが、エージェントさんの振る舞いや行動で少しでも不快に感じたら、わたしはそれ以上お願いすることをお断りしたことが2回ほどあります。
エージェントさんとは、メールでやり取りをするので転職活動をするうえで、「早めに返事をする」を常に心がけていました。エージェントさんの力を借りて活動していくのですから、この心掛け一つでも、転職活動の流れはだいぶ違うと思います。なかには、内定が決まるまで一ヵ月という早いスパンで動いてくださった心強いエージェントさんがいたのですが、「仕事のやりがいをすごい追い求めている」前向きな理由であればるほど、その前提で企業さんを紹介してくださるので、多忙な職場を引き寄せやすく、内定が早く決まりやすい印象を受けました。ただ、年齢を重ねるほど身体に無理がきかなくなっていくので、余裕をもって仕事ができる環境で働けるという長期的な目線を持つことは大事だったなぁと今ではすごく思います。
どんな結果になろうが誰かのせいにする以前に、「常に、いかなる時も、自分がその職場・役割を自ら選んでいる」ってことだけ、忘れないでほしいと思います。逆に言えば、何をどんなことをしている自分になるのかは、自分で選ぶことができるんだってことですね。(自分で言っていて、耳が痛いです…うふふ。。。)

ゆきー

いつだって、選択しているのは自分ですよね。

障がい者雇用枠で働く

気ままちゃん

障がい者雇用だったのかママン!

わたし自身が自分の障害の度合いを現実的にしっかり把握するまで、転職活動をするたびに障がい者雇用枠でいいのかな。。という気持ちがいつもありました。なぜなら、難聴が分かってからもずっと聴者に囲まれて生きてきたのと、ずっと中途半端な難聴だと思っていたからです。聴者と同じようになりたくてもなれない。同じようになろうとする。できないことはできないと言えない。どうせ理解してもらえないと初めから、諦めてしまう、遠慮してしまう。伝えることの大切さをおろそかにしてしまっている。そういう葛藤で悩みがありました。
だけど、そもそも障がい者雇用枠で働くことを選んだのには、新社会人の時に周りからの理解を得ることができなかったからです。その経験があったから、理解のある職場で働くことが自分にとって良いと思いました。とはいえ、やはり聴者と変わらないように周囲から見られてしまうため、チームの代表として会議招集に出たり、電話に挑戦したり、しまいには議事録をお願いされたり、もしかしたら、できるんじゃないかという印象を受けられることが度々ありました。人の発する言葉を見聞きするのは、環境や条件で左右されるし、聞き返しや聞き間違いも起きるし、聴者と違ってハンデがある以上、完全にはできません。ハンデのストレスを抱えてまで、自分がやる必要があるんだろうか?迷惑がかかるくらいなら、できないと言おう。できないと決めて以降は、皆さんの力に頼らせていただきつつ、その環境や理解に慣れていくことで感謝の気持ちをもつのと同時に、申し訳ないという気持ちは少しずつ減っていきました。おかげさまで理解のある環境に身を置くことができるようになったと思います。ただ、上司さんが変わるとまた伝えていく必要性は出てくるので、自分の障害を伝えることはずっと大切にしていった方が良いです。

ゆきー

できないことはできないと伝えるようになってからの方が、
どんどん生きやすくなっていったよ。

転職歴が多いと不利になるの?

気ままちゃん

不利になるのかママン?

結論を言うと、不利にはなります。Σ(゚д゚lll)ガーン

これは20代だけで3回転職をしていて2022年は4回目の転職活動だったのですが、その時実際に肌で感じたことです。昔に比べて今、転職は珍しくなくなりましたね。
企業側で「採用する条件や前提」がはっきりしていて、転職が多い人を視野に入れていないところや転職が多くても強みやスキルを見ていくところ様々です。大企業さんほど、前者で判断していることが多い印象を受けました。その分、マッチングする企業さんは限られてくるってことですね。
わたしの場合は、さまざまな業界や企業に入ってみないと分からないと思うタイプだったので、もともと転職にあまり抵抗はなく、転職をすることで、段々と自分のことが分かるようになった気がします。
本当は、企業に勤める前にどんな人生を生きたいのか?含めて、“自分を知ること”がとても大切だと思いますけど、なかなか分からない方の方が実情多いのではないかなと思います。(;´∀`)そのためには、自分の強み、価値観や大事にしたいことを再確認していけるといいですよね。

ゆきー

お互いマッチする所とご縁をいただけることが一番ですね。

終わりに

わたしの体験談を踏まえて、転職についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。
何か少しでも気づきが得られたのであれば、すごく嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

1人の時間をとても大切にする内向型人間。
日常を通して、ほわわわんと自分の世界を探求することが好き。
心地いいを追求し、日常の小さなことこそ、
とても大事なのだと日々感覚に意識を向けています。
*好き:散歩・森林浴、岩盤浴・温泉、雑記ブログを書くこと

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